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腰痛に高反発マットレスが、ダメな理由

 

腰痛対策マットレスの選び方

腰痛には高反発マットレスが良い!!
近年、そんな宣伝をよく見かけるようになりました。またその一方で

高反発マットレスを購入したけど、腰痛には効果が無かった!!
という口コミや評価などもあります。一体、どちらが本当なのでしょうか?

2010年前後から、低反発マットレスに代わり、高反発マットレスが寝具界の主流にすすめられる事が増えてきました。(*)低反発が良いのか?高反発が良いのか?は別ページに書いてありますので、ご興味がある方はご覧下さい。

新しい物好きの日本人気質からでしょうか?高反発マットレスが出てきはじめた途端に、低反発マットレスはケチョンケチョンに表現されています。名づけが上手だったのか、宣伝が上手かったのかは分かりませんが、「低」よりも「高」の方が文字的にも何か良いような気がしてしまうから不思議なものです。

ただこの○○反発ですが、腰痛や肩こりなど、身体の痛みの無い方の場合には特に問題ありませんが、腰痛など身体の痛みのある方でマットレスを探している方はご注意下さい!

結論を申し上げますと、低反発だから高反発だから腰痛・身体に良い・悪いという事はありません。あくまで、そこには素材の反発力の違いがあるだけです。そしてあくまで、素材差ですのでメリットもデメリットもあります。

このページでは、腰痛や身体の痛みをお持ちの方向けに
あえて、高反発マットレスがダメな理由や、逆に腰痛の方の場合にはどのようなマットレスを選べば良いのかをご紹介していきます。

腰痛対策のマットレス 注意点

そもそも、高反発マットレスって?

 
「高反発マットレスって何ですか??」

のっけから唐突な質問ですが、この質問に正しくお答えできる方は少ないと思います。というのもこの高反発マットレスですが、実は定義が明確にあるわけではないのです。あくまで反発係数(跳ね返す力)の違いがあるだけで、○○だからこれ以上は、高反発、○○だからこれ以下は低反発みたいに、カタログスペック上、明確に分かれていません。

 ですので、「高反発マットレス」と商品名は一緒でもメーカー間により、反発力(跳ね返す力=硬さのイメージ)は異なります。中には、感触的には低反発なのですが商品的には高反発マットレスと表記している場合もあり、統一性が無いのが現状です。

高反発マットレスで、密度表記(D)はあまり関係ない!


 
高反発マットレスのスペック表記に、「密度○○D(kg/m3)」と表記がある場合もありますが、これは寝心地とはあまり関係なく、数字が○○以上が腰痛に良い!というわけでもありません。

というのも低・高反発マットレスに使用される素材の大半はウレタンになり、基本的には石油由来の素材です。ウレタン製品にする際に発泡(膨らませて)させて生成しますが、製品間によりその密度(膨らませる時の密度)が異なります。そこで先の密度表記になるのですが、あくまで作った過程での発泡率みたいなもので、人体への影響とは話が異なります。ですので密度○○以上が良いと言うのが、「腰痛に良い」とはならず、話が異なります。

密度は素材表記なので、どちらかというと「耐久性」の一つの目安にはなります。(*)ただ、密度が高いから「これだけで」耐久性も高いという判断にはなりませんので、あくまで目安の一つ程度にお考え下さい。

高反発マットレスの密度表記について

 

高反発マットレスで、ニュートン数(N)もあまり関係ない!


 
高反発マットレスも種類が増えすぎたためか、メーカー間によっての差別化を図る為か、やたらと○○N(ニュートン)という表記が増えてきました。ひどいものですと○○Nだから、腰痛に良いんです!みたいな表記もあり、ますますマットレス選びを迷わす原因にもなっています。

これも先の密度表記と似ていますが、○○N以上だから「高反発」というくくりは無く、この数値はあくまで、【反発力=跳ね返す力】だけなのです。(*)一般的な感覚では、このマットレスでの○○Nというのは、「硬さ」の目安ぐらいに捉えて下さい。

余談になりますが
マットレスは硬いのが良いのか?柔らかいのが良いのか?というマットレス選びでは必ず出てくる質問ですが、ともにメリットもデメリットもあるので、身体に良いマットレスをお探しの方や、腰痛対策マットレスをお探しの場合に、どちらが良い、とは断定できません。詳しくは(マットレスの硬さについて>>)

それと同じで、このN表記も、高ければ良いわけでも、低ければ悪いわけでもありません。 

マットレス選びは座るだけでは、ダメ


N値は、高いほうが良いのか?とか
硬いのが良いのか?柔らかいのが良いのか?
というのも、あまり関係ありません。

共に、メリット・デメリットがあります。

また、 よくあるのが
座って感触を確かめるという選び方ですが
これは絶対にいけません!

座位と臥位では、全く異なります。

高反発マットレスの種類

現在、市販されている高反発マットレスの種類は以下の様になります。
主な有名メーカー・有名ブランドを記載しました。(*)順不同で、並びに意味はありません。

マニフレックス
 (公式HP>>)
【特徴】
エリオセル素材のオープンセル構造により、ウレタン製品の中では、通気性がいいのが特徴。価格帯も幅広くあり、高反発ウレタンマットレスで有名。

 

エアウィーブ
 (公式HP>>)
【特徴】
高反発マットレスの中で珍しい、ウレタンを使用していないマットレスで、厚みが薄めのマットレスが多いのが特徴。浅田真央ちゃんCMでおなじみ。

 

西川産業(エアー)
 (公式HP>>)
【特徴】
寝具界最大手の西川のマットレス。もともと敷き布団など寝具を中心に展開していた西川では、比較的、硬めの質感のマットレスが多いのが特徴。

 

西川リビング(フィットラボ)
 (公式HP>>)
【特徴】
高反発マットレスというよりは、オーダーメイドマットレスが有名。ムアツ布団のような凹凸を、身体に合わせてオーダーメイドできるようにしたマットレスが特徴。

マットレス選び「試し寝」での注意点


国内で上記メーカーが、高反発マットレスで特に有名です。ただ、気をつけて欲しいのが○○ブランドの高額なマットレスを購入したから、絶対に腰痛や身体に良い!!。。とは考えないで下さい。再三繰り返していますが、大事なのは素材やブランドでは無く、あなたの身体がどのような姿勢形状になり、かつ、どのようにすれば寝姿勢が安定するのか??と言うことです。素材・ブランドは一級品でも、身体に合わなければ、意味はありません。

マットレスの「試し寝」は、あまり・・・


これは高反発マットレスに限った事ではありませんが、マットレス全般を「試し寝」だけで購入するというのは、実はなかなか危険です。というのも、姿勢形状やお身体の状態を測定し、その方に合うようなマットレスでの「試し寝」だと意味はありますが、測定なしで(例えば、量販店などでマットレスが数多く並んでいるような状態で)マットレスに「試し寝」しても、2~5種類程度、寝比べてみると途中から、どれが良いのか分からなくなります。

というのも、測定なしに寝た場合、ほとんどが好みや今お使いのマットレスを基準に、「柔らかい・硬い」を判断するだけになるからです。キチンと身体全身を測定し、その方に合うマットレスと、合わないマットレスでの「試し寝」なら、はっきり違いが分かるのですが、測定なしに色々なマットレスで「試し寝」すると、身体に合うか?合わないか?の判断がなかなか難しくなります。

また日中の売り場での状況と、夜間のご自宅での状況の乖離があり、かつ、短時間であるため、キチンと身体に合う・合わないの判断は一層難しくなります。

基本的に「試し寝」する場合は、その前にまず、身体の全身測定をして、身体に合うマットレスを探し、その中での「寝心地を確認」という意味でするべきです。「試し寝」したら、身体に合う・合わないが分かると言うのは、少し無理がある話しです。

腰痛に、なぜ高反発マットレスがダメなのか?

腰痛対策に高反発マットレスがダメな理由!

さて、この頁の本題でもある、「腰痛対策に、なぜ高反発マットレスがだめなのか?」について、解説をしていきます。

まず誤解して欲しくは無いのですが、「高反発マットレス」が悪いわけでは無いという事です。そもそも高反発(低反発も含め)はあくまで素材の反発係数の高・低があるだけなので、良いも悪いもありません。

ただ、「腰痛対策に高反発マットレスが良いのか?」と聞かれると、(先にも述べた通り)素材よりももっと気にしなくてはいけない事があるという事です。そう「寝姿勢への影響」です。(理想的な寝姿勢について>>)この「寝姿勢への影響」によりマットレスは良くも悪くもなります。まして、腰痛対策など身体への負担軽減を考えなくてはいけない場合だと、「寝姿勢」へ、より細心の注意を払う必要が出てます。

この「寝姿勢」への影響を考えずに、高反発・低反発を気にするのは、実は、本末転倒の感もあり、そこが「腰痛対策に高反発マットレスがダメな理由」にも繋がります。

寝姿勢への影響を考えずに、高・低反発などカタログスペック中心に考えてしまうと、よくある「高反発マットレスが良かった・ダメだった」など個人差がある意見になってしまいます。根本的にこれも「高反発マットレスだから腰に良い」との誤解からおきます。大事だから何度も言いますが、高反発はあくまで素材の反発係数の話であって、身体に良いか悪いかとは、本来、無縁の話です。腰痛対策を真剣に考えるなら、まず、ご自身のお身体の形状を測定し調べるべきです。その上で、身体に合う圧力を掛けていくことが必要です。

寝返りは多いほうが良い!は間違いです!!


高反発マットレスのメリット解説などで、寝返りがしやすく「寝返りは多いほうが良い」みたいな表現を見かけますが、寝返りは多くても少なくてもダメです!寝返りと言うのは、基本的に同一姿勢による負担を和らげる為の動作の一つですが、これが多すぎると【睡眠感】の低下に繋がるとも言われております。(*)睡眠感とは、一言で言うと「寝た」という感覚で、睡眠の質とは少し異なります。

高反発マットレスや硬い敷き寝具の多くは、沈み込みが少なくなるので、コロコロと動きやすいというメリットがあります。逆に、デメリットとしては側臥位での肩口・背中や骨盤辺りに圧力負担が偏りやすくなり、結果として、寝返りが過度に増えやすいという特徴があります。

メリット・デメリットは、ある意味、表裏一体なので、共に考えないといけませんが、メリット面ばかりを宣伝すると言うのも少し違う気がします。確かに高反発は寝返りがしやすいです。ただ同時に、(硬く圧力が偏る為)寝返りが増えやすい傾向にもあります。それを考慮に入れず、ただ、「寝返りがしやすいから良い」・「寝返りは多いほうが良い」と言うのは、宣伝文句としては優秀ですが、睡眠への影響で言うと、【寝返りは大切。そして、適度な回数におさえる必要がある】という事実も「大切」なんです。

高反発マットレスのN値
腰痛対策には高反発など、素材の反発係数よりも
姿勢負担への軽減を考える方が重要になります。

2017年現在、○○Nが
腰痛に良いマットレスとはなっておらず

腰痛の原因である
不良姿勢は個人差のある問題なので
腰痛対策のマットレスには
その方の姿勢に合わせ、負担を軽減させる事を
まず最初に考えるべきです。

では腰痛には、どんなマットレスが良いのか?

では、【腰痛対策に良いマットレス】とは、どんなマットレスなのか?と言うと、一言で言うと、身体(腰)に負担の少ないマットレスが、腰痛対策に良いマットレスといえます。(*)詳しくは、【腰痛対策のマットレス 選び方>>】をご覧下さい。

詳しくは、【腰痛対策のマットレス 選び方】に書いていますが、注意点としてあげると
 

・硬さ・柔らかさの、良し悪しは関係ない
・高反発・低反発など、素材差も関係ない
・好みに合うものと、姿勢に合うものは、異なる

 

となります。厳密に言うと「関係ない」というワケではありませんが、判断できないと置き換えてもいいかもしれません。とにかく、それほどに「硬さ」・「素材」・「好み」では、腰痛対策の場合でマットレスを探されている場合、選んではいけないのです。

2010年前後辺りから、高反発マットレスが広告等で目立つようになってきました。高反発という素材は確かに素晴らしいものです。ただ、素材の良し悪しと言うのは、腰痛や寝姿勢への影響で良し悪しとは、イコールではありません。そこを広告等では、さもイコールの様に取り扱ってしまい、結果として「腰痛で高反発マットレス買ったけど・・・」という評価レビューに繋がっているように感じます。何度も言いますが、高反発は素材の反発係数です。メリットもあればデメリットもあります。

腰痛対策など、身体への影響を考えるのであれば、やはり現状での身体の状態を測定し調べる必要があります。そして、その身体の状態に合う様に・合わせる様に、マットレスを選んでいく必要があります。

腰痛対策マットレスとして結論から言うと、やはり腰痛対策には、その方の姿勢に合わせてオーダーメイドできるマットレスが効果的であります。理由の最たるものは、身体に合わせて負担を軽減できるからという点につきますが、腰痛対策マットレスのオーダーメイドでの場合には主に、腰への負担を軽減できる様に、圧力を変えて調整できるところがとにかくの利点になります。

更に付け加えると、腰痛の方の場合「側臥位」での圧力負担を軽減させる必要もあるのですが、マットレスのオーダーメイドの場合、その「側臥位」にも対応できるように、マットレス内部の構造を調整できるので、腰痛対策に効果的と言えます。

姿勢負担差で言うと、仰臥位と側臥位では腰への負担差が約3倍程度違うというデータもあります。その姿勢負担差をマットレスで軽減させる事を考慮する事により、結果として腰痛にも良い影響が出てくるのです。

身体に合わせたオーダーメイドマットレスというのは、単純に寝心地が良いだけでなく、腰や身体にも良い影響を出す為に、姿勢形状や圧力差を調整できる事が利点になってきます。

ですので腰痛対策マットレスには何が良いの?と聞かれると、その方に合わせて構造を変化させ対応させるマットレスが最適ですよ。となり、それが現状オーダーメイドマットレスというだけなんですね。

腰痛マットレス対策
 

腰痛に対する、高反発マットレス【まとめ】

 
腰痛に対する、高反発マットレスの【まとめ】としては、以下になります。

・そもそも、低・高反発マットレスが腰痛に良い!というワケでは無い
・あくまで「高反発」は素材の反発係数が高いというだけ
・高反発は素材だから、メリットもデメリットもある
・腰痛の為には、その方の寝姿勢への負担を軽減させる必要があり
 その場合には、部位により偏る圧力を変えなくてはいけない

 
といったような事が挙げられます。

大切なので繰り返しますが、腰痛対策のマットレスの場合、高反発が良い悪いという話では無いという事です。それよりも前に、その方の姿勢形状に合うマットレスにする必要があり、その為にその方の姿勢形状を測定した方が良いというだけです。

いつの日からか、宣伝文句に「高反発マットレスは腰痛に良い」という言葉が独り歩きし、高反発を買ったのに結局ダメだったというような評価レビューを見る事が増えましたが、そもそも、選択のベクトルが異なっているというだけなんです。
 
高反発は素材として悪くはありません。ただ、あくまで「物」なのでメリット・デメリットが共存します。腰痛対策になる!とメリット面ばかり宣伝されても、キチンとデメリット面も考慮する必要があります。

腰痛対策の場合は、まずその方の身体への負担を軽減させる事を考える必要があります。高反発は「反発係数が高い素材」です。それらを=で結びつけると、あまりに無茶です。本来関係無い物同士を結びすけるようなもので、論点が異なっております。

高反発はあくまで「素材」として受け止めていただかないといけません。腰痛対策とは身体への対策になります。ですのでこの頁タイトル【腰痛対策に高反発マットレスがダメな理由】とすると、素材よりも身体への影響をまず最初に気にする必要があるという事なんですね。

ただ、誤解して欲しくないので、繰り返し書かせていただきますが、高反発マットレスが良い・悪いという話ではなく、腰痛対策と考えると、素材よりも身体への負担軽減を考える必要があるという事なんです

色々、書いてありますが疑問点等あれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

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